Jan 27, 2013
マツダスピードアクセラ純正キャリパー vs XYZブレーキ
複雑なつくりになっていて興味深かったまるそうデス。でもスポーツ走行をするには足りないんデスが。
というわけで、マツダスピードアクセラ BK3Pの純正キャリパーを触る機会がありましたので、撫で繰り回してみました♪。
マツダスピードアクセラといえば、本来は自然吸気1.5Lのエンジンを積む車に2.3Lのターボエンジンを載せてしまったという激しい一台です。
同じマツダスピード仲間ですと、MSアテンザがありますが、こちらは4WD。それに対してMSアクセラはFF。260psもあるのにFF。正にホットハッチと呼ぶのがふさわしい一台です。
・・・プロフィールがアルファ147GTAとオーバーラップするなぁ(遠い目)。
そんな激しいMSアクセラ、純正ブレーキもかなりのモノが装備されています。
まずは、純正キャリパー。デカい。ひたすらデカい。国産車の片押しシングルピストンフローティングキャリパーじゃ他に類を見ないぐらいデカい。XYZブレーキの大型6ポットキャリパーと並べてもそれほど違和感無いぐらいデカい(汗)。
また、構成もかなり複雑で、ピストンシリンダー/外周フローティング部は一体形成のアルミ、パッドを支える爪とナックルへ結合するアーム部分は鉄製というハイブリッドキャリパーのようです。また、ピストンもでけぇ〜(汗)。
が、しかし、残念ながらシングルピストンの限界でしょうか、キャリパー形状に対してパッド形状はあんまり大きくありません。写真上部はMSアクセラ純正キャリパーの内側、下側はXYZブレーキ大型6ポットキャリパー用のブレーキパッドです。
MSアクセラの純正ブレーキパッド、実はパッド幅はNA車両とほぼ同じだったり(遠い目)。ピストンが大きいので、パッドの”高さ”は増えています。でも、ブレーキパッドの形状で大事なのは、より外側をより長く掴むことだったりします。高さを稼いじゃうと、ベンチ部分の幅が増え、空気の流れ道が伸び、結果としてベンチレーションの効率が落ちる事すら(遠い目)。
ソコで登場するのがマルチピストンキャリパー。より小さなピストンを横並びに複数配置することで、パッド形状もバナナ状に長くする事ができます♪。また、複数支点で抑える事で、パッド自身をより均質にローターに押し付けることができちゃいます。
と、今日はここまで〜。
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