Aug 12, 2013
倒立式サスペンション
思った以上に差が大きくなって驚いたまるそうデス。厚みが1mmって事は無いもんね(汗)。
というわけで、たまたま倒立式サスペンションを触る機会がありましたので、以前、物議を醸し出した倒立式 or 正立式で揚げたオイル容量を再度計算してみました。今回のサンプルはコチラ、サスペンションの大御所、ビルシュタイン製のショックアブソーバーです。
前回は倒立式のアウターケースと摺動部をそれぞれ1mm厚と仮定し、シリンダー自体の直径を48mmとして計算していました。が、今回はサンプルを実測!。
・・・ヤヴァイ(滝汗)。シリンダー、直径、41mmしかナイよ(滝汗)。
正/倒 | シリンダ直径 | シリンダ断面積 | ロッド直径 | ロッド断面積 | 差 = 有効ピストン面積 |
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正立式 | 52mm | 2124 | 22mm | 380 | 1743 |
倒立式 | 41mm | 1320 | 10mm | 79 | 1241 |
・・・ピストン面積は実に約3割サイズダウン。また、シリンダー長(B、B')が構造的に倒立式の方が短いので、オイル容量はさらに大きな割合で減ってしまうという・・・。
横剛性が高い倒立式を上手に使うには、別タンク追加して容量を増やすのが効果的って事なのカモ?。