Nov 08, 2015
NCP91型VitsRS ギア比Eg出力考察
アレこれ考えるのが楽しいまるそうデス。データ作成料高いよ?。
というわけで、昨日のZ33ギア比考察を見た某氏からNCP91でもヤレ!と指示が来たので、チェックしてみました。
NCP91型Vitsに搭載されているのは、1NZ-FE型の1.5L NAエンジン。トヨタさんのページを漁ると、上記のエンジン出力カーブになるようです。
最大出力 110ps/6000rpm
最大トルク 14.6kgf/4200rpm
レブリミット 6200rpm(6600かも?)
最大トルクの90%以上出力回転数バンド 3000-6200rpm
NCP91に搭載されいるミッションのギア比とステップ比が、
1F 3.166
2F 1.904 , 0.601
3F 1.392 , 0.731
4F 1.031 , 0.741
5F 0.815 , 0.790
Final 4.312
コレを元に計算すると〜、
で、このシートを元に走行データを入れます。今回は某氏の1.57秒ぐらいのモノを使わせていただきました♪。
色の濃い部分がパワーバンド、下の薄い部分が90%以上のトルクの部分、上の薄い部分はレブリミットまでのゾーンとなっています。
ていうか、流石は実用エンジン。広いトルクバンドのおかげで各ギアゾーンが重なって見づらいアルよ(汗)。というわけで、90%ゾーン&レブリミットゾーンは消してみると、
シフト選択にはまったく悩みが無い事が判ります(笑)。
ホームストレート4速から、1コーナー進入で3速に落とす。
4コーナー手前で4速に上げるまでずっと3速ホールド、4コーナー進入で2速まで、
S字通過まで2速レブギリギリで引っ張って、通過直後、もしくは右振り替えし部で3速にアップ。
ハイポイント、レインボーは3速ホールド。
バックストレートで、4速、5速と上げて。
馬の背で、一瞬2速まで落として、即3速にアップ。
SPはどちらも3速ホールド
最終進入手前で4速にあげて、そのままホームストレートまで、という感じ。
ピークトルク発生領域の下もなだらかに広いトルク曲線を持つので、無理して下のギアで高回転まで引っ張る必要がありません。ただ、ステップ比が小さい=各ギアの段が離れているので、トルクを駆けられるところでは下のギアを使ったほうがよさそう。
そういう意味では、S字通過は手前で3速に上げるのもアリ。馬の背もボトムスピードを上げられるなら2速までは入れないのも手でしょう。
特に馬の背は2速に落とせるのがかなり減速がすすんだ時点になります(はやめに落とすとオーバーレブです)。状況的にはステアリングを切って横GがMAXになった後にシフト操作を行う必要があるので、結構大変そう。それなら3速ホールドでボトムスピードアップを狙ったほうがリスクを減らしつつタイムを稼げるかと。個人的に横G大きいときのシフト操作するとハンドル操作がおろそかになるし(ワタクシだけか?)。
どちらの方が速いかは、やっぱり趣味レーターにてお試しアレ♪。 > 某氏。