Sep 10, 2011
FD3Sに前置きICは本当に駄目なのか?part.3
CGやらニューカマーやら突発修理やらで間が開いてしまったまるそうデス。待ってた方ってみえますかね?(汗)。
というわけで、前回、前々回からの続編となります。読んでない方はソチラから。
で、原因を考える前に純正レイアウトに学んで見ました。っていうか、なんでラジエーター、角度ついてるんだろう?。
予想するに、13Bを冷やすのに必要な放熱カロリー数のラジエーターを作ったら、ノーズが低いFD3Sでは高さ足らなくなったんでしょう(笑)。
・・・、でも、角度つけたら空気の通る量は減っちゃいませんか?。
ところが、これで十分だったりします。というのも、ラジエーターの面積は縦×横ですが、必要な外気の断面積はソレよりも小さかったりします。ラジエーターを外気が通過できる部分ってフィンのところだけで、水が通るチューブの部分は空気が通れないから。
(写真はICですが、ラジエータでも同じ事です)
ちなみに他の車でも、ラジエーター面積よりもバンパー開口部は圧倒的に少ない車種がほとんどです。これもきっと上記のような理由かと。
計測したところ、FD3Sのラジエーターの高さは330cm、幅が630cm(タンク部含まず)。フィン部の高さが8mm、水路チューブの高さが2mm。だから、ラジエーター面積の8割程度の開口部があれば良いハズ。
で、今のバンパーの開口部が、高さ200mm、幅700mm。ということは、140000mmxmm。必要面積の約85%。うーん、押し込み効果があるからこんなモノなのかなぁ。
・・・(写真をちらっ)
・・・・・・(写真をジッと見る)
えーっと、ICのバンパーから見える開口部の高さが190mm、幅が590mm。フィンの高さが10mm、チューブの厚みが8mm。ICの実質開口部面積は・・・
ラジエーターが必要とする面積が16万超、ICの開口部が6万ちょっと、実に必要面積の37%しかないっす(ガクブル)。
そりゃ、冷えるわけねぇべ(涙)。
そしてお話は最終章へ続く。