Dec 07, 2017
SUGO体感180MIN耐久 2017最終戦にアルテさんで参戦して参りました♪ その2
トラブルもありつつも走り切れてほっとしているまるそうデス。チーム戦も楽しいですね♪。
というわけで、SUGO体感280min耐久に参戦したアルテさんが無事に予選を走り切り、ここから180分の耐久レースに挑みます。
180分の走行時間を5人のメンバーで割りますので、一人当たりの持ち時間は36分。この時間はDr交代やガソリン給油を含みます。
また、アルテさんの全開燃費は3km/L(汗)。コレだとかなり厳しいので、2本のストレートでは6000rpmで縛って走るという紳士協定を結んで、燃費の改善も図ります。これだけで1割ぐらいは燃費が改善するハズ。こんな燃費走行も耐久ならではでしょうか。
燃費が3.3km/Lになると、SUGOを走るのに必要なのは1周1.1L。180分で90周走れるとするならば必要なのは約100L。アルテさんのタンクが60Lだから、給油回数は2回を想定していました。
ただ、これらの計算はレース状況次第となります。S/Cの介入頻度等によって残燃料を計算しつつ調整する事に。
耐久中の花形はもちろんドライバーですが、それ以外にもお仕事が色々あります。通常のレースでは各役割は先任にして作業を担当して頂くのですが、今回は全員に各役割を体感してもらう事に。そのため、ローテーション表を作って管理します。
ドライバーさんはもちろん運転していますが、pitに帰った後もお仕事終了ではありません。到着後に次のドライバーさんに伝達をしたら、給油中に左のタイヤを確認(作業はしちゃダメです)、そして次のドライバーさんの乗り込みを助手席側からサポートします。
次のドライバーさんは、トラブルがある等でいつ車両が戻ってくるかわからないので、前のドライバーさんが走っている時は常時待機です。車がpitに帰ってきたらドライバーさんの降車を運転席側からサポート。給油中は右タイヤを確認し(作業は×)、乗り込んで出発。
記録係は毎周のラップタイムと走行状況をPCに記録します。また、総低燃費を入力する事で残燃料の計算をし、給油タイミングを割り出します。給油時はガソリンタンクを保持し、ドライバー乗り込み時は運転席側からサポートを行います。
給油係はガソリン担当です。給油用の携行缶を準備したり、実際に給油作業を行います。給油後はガソリン缶の撤去を行います。
消火器係は給油中に万が一の引火に備えて、消火器を構えます。また、車両出発の合図をするのもこの人。
という具合に、走行前も走行中も走行後もお仕事が満載です。ただ、今回は給油が2回の想定でしたので、ガソリン係・消火器係が空いてしまう事も。その分エアチェックや各種サポートに回って頂きました。
ともあれ、タイムアタックを決めてくれた1stドライバーがグリッドからローリングスタートを決めます。車両が最も近いスタート時がアクシンデントが起こる確率が最も高いのですが、悪魔の30秒を無事に乗り越えてくれました。
スタートさえ過ぎれば、序盤は先行する車は前に行っちゃうし、後ろの車とはマージンが付いていく一方です。ある意味最も走りやすいコース状況と言えるでしょうか。ただし、燃料は満タンなので、腹にアンコを抱えたたいやきくんのように身体は重たい。そんな調整が難しい中も、ベテラン1stドライバーさんは安定的に走行を続けてくれました♪。
スタート28位から順調に順位をあげ20位になったところで、1stドライバーさんの持ち時間が概ね終了。ピットに戻ってドライバー交代を行います。1stピットでは給油は無し。ドライバー交代だけでサクッとピットアウトを目指します。
1stドライバーからバトンを受け継ぐのは、500psマシンからだいぶブランクのある2ndドライバーさん。耐久なのであくまでバトンをつなぐ事が大事。アタックしたい気持ちを押さえて、無理の無いドライビングで周回を重ねます。
が、2ndドライバーのスティント後半にトラブル発生。無線代わりにマウントしていたスマホからの応答が途絶えます。通信用のスマホはBピラーにスマホホルダーをボルト留めし、その上からタイラップで固定しているので落ちる事は無いハズ。ということは、SIMピョンか?!。
固定されているのはワタクシのTORQUE G01。このスマホ、タフネススマホなのにSIMカードスロットがバカになりやすいそうで、SIMカードが飛び出してくる持病があります。バラしてSIMカードスロットに加工して対策は取っているのですが、それでもダメだったか?!。
仕方がないので、サインボードでドライバーさんとコミニュケーション。固法周回数を提示してピットタイミングを知らせます。サインボード活用させて頂きました! > 某氏 < ありがとぉ〜。
2回目のピットINは給油を行います。Egを切って、ドライバーが降りて、ドアが閉まったら、即給油を開始!。20Lをアルテさんにブチ込んだら、3rdドライバーが乗り込みます。
よっし、程々の作業時間でコースに復帰できた!。と思ったらコースIN1週目でフルコースコーションが。S/Cカーの先導走行が始まります。嗚呼、なんてタイミング悪い〜。
しかも、S/Cカーがちょうどうちの車の直前に介入。コレ、一番、損するパターンじゃね?(汗)。コントロールできる部分ではありませんが、ちょっと悔しい!。
が、その鬱憤はS/C解除後の3rdドライバーさんの奮起で吹き飛ばします。さすがアルチャレで揉まれた猛者の3rdドライバーさん、混戦具合の中でも徐々にペースアップ!。今日のアルテさんの暫定ベストタイムをたたき出しつつ周回を重ねます。
そして、次なるドライバー今回のエース!。チーム内最若手の担当です。
よーし、ここまでドライバーの順番が回ればワタクシの仕事は95%程終わったも同然(笑)。と、エースを見送ると、再びアウトラップ1周でS/Cカーが介入(涙)。嗚呼、なんともタイミングが悪い。
というのも、S/Cカー介入中は全ポストで黄旗が振られるフルコースコーションになります。その間はもちろん追い越しはできませんし、コース上の全車が隊列を組んで低速走行を行います。今回なら、1周2分を軽々切るコースを4分超で周回してます(汗)。このゆっくり走るS/C中にピットINして作業をすると、全開走行中にピットINするよりも、走行車両と差が付きづらいと言えます。ただ、S/C中のピットエンドの信号は、隊列通過後数十秒しか青信号にならないので、タイミング次第ではメリットが無い事もありますが・・・。
今回の耐久ではうちのチームはピットアウト直後にS/C介入があり、お得とは言えない状況でした。が、さすがはエース!。S/C解除に一気にレーシングスピードに持っていくと、自己ベストすら更新する素晴らしい走りを披露してくれます。熱い!。
そして、遂にワタクシへとドライバー順が回ってきます。ピットレーン走行中に残ガソリンと残り時間を計算。チームメイトの皆さんが紳士協定を守って節約してくれたおかげで残り時間は全開で行ってもガソリンはなんとか持ちそうです。
ありがとうチームメイトの皆さま。そして、ごめんなさい、ワタクシだけ常時全開で行きます!。
どうも紳士になり切れないまるそうデス(遠い目)。
持ち時間の初めから最後の1周前まで、まさしく「ガンガン行こうぜ」状態。この後にバトンをつなぐ相手もいないので、ガソリンもタイヤも全部使い切るつもりでアタックをかけます。
なぜ1周前までか、というと、最後の1分になったところで再びフルコースコーション。S/Cが介入したままチェッカーを受けたからでした。
最終的なリザルトとしては、
予選 総合37チーム中28位、クラス4台中4位
決勝 総合37チーム中25位、クラス4台中3位
というのものになりました。あー、今回は表彰台とは無縁だねー、と思いながら表彰式に行くと、
1台車両チーム中5位!。という形でトロフィーを頂く事ができました♪。
ドライバーのスキルアップと耐久体験が主な目的のアルテさんでの参戦でしたが、思わぬトロフィーゲットにチーム全員が沸いた表彰式となりました♪。
ともあれ、無事に走り切れたのも応援して頂いた皆様のおかげです。ありがとうございました!。同じチーム一丸となって走ってくれたドライバーの皆さま、お手伝い&応援に来てくださった方々、また同じイベントを一緒に走ってくださった他チームの皆さま、こんな楽しいイベントを運営して下さったSUGOの皆様、本当にありがとうございます。
こうして私たちのアルテッツァでの180min耐久レースは幕を下ろしたのでした。
が、もうちょとだけ続きます。
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