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Apr 26, 2019

MR-Sさんのエンジン降ろし! ついでにミッションも。

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力作業で身体が痛いまるそうデス。人間の馬力が足らんなぁ。

 というわけで、レンタル中に止まってしまったMR-Sさんのエンジンを降ろし始めました。突貫で(汗)。

 というのも、ガレージ作業のご予約を頂いており、明日にはMR-Sさんをガレージから出せるようにしておく必要があります(汗)。果たして間に合うのか?

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 ともあれ、まずは、11Lも入っている冷却水を抜きます。うちの子はハードにアンパネが付いているので、そのままは抜けませんが(遠い目)。アンパネを外してから、下のドレンプラグを両方外して冷却水を抜きます。この時、フロントトランク内にあるエア抜き口や、リアエンジンルーム内にあるリザーブタンクの蓋を緩めると勢いよく抜けます。ちなみn抜いた冷却水にオイルが混じるような事はなく正常でした。

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 お次はエンジンオイルとミッションオイルを抜きます。さすがに噴き出しただけあって、Egオイルは1L少々しか抜けてきませんでした。ぱっと見た感じは鉄粉でラメラメにはなっておらず意外と普通でした。ミッションオイルはむしろまだ透明度が高い程。でも、Eg下ろし時にドラシャを外すので、ミッションオイルも抜かざるを得ません。

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車が上がってるついでに、フロントパイプも外します。MR-Sはメンバーをまたぐようにフロントパイプが配管されているので、メンバー降ろし時に干渉しますから。つけるときはガスケット変えなきゃ・・・。

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 フロントパイプを外している間に、水もオイルの抜けたので、いったん車を降ろします。そして、エアクリーナーボックスからスロットル手前までのインテークを外します。エアクリボクッスが地味に内側からボルト留めされているのが罠でした(笑)。うちの子はバッテリーが車内にありますが、普通の車はここでバッテリーを土台毎外します。

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 今度は車内に入って、ECUからコネクタを外して、ハーネスをバルクヘッドの向こう側に押し込みます。今回はEg側にハーネスをつけたまま降ろします。

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 こちらエンジンルーム側。うちの子はバッテリーをドライ化して助手席後ろにマウントしているので、それらの配線もエンジンルーム側に持ってくる必要があります。ドライ化するときに戻す事考えてなかったのでちょっと作業が面倒でした。

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 Egルームの助手席側にあるヒューズボックスからプラスの大本配線を外します。写真中央のナット留めされているケーブルです。これも、Eg側に着けて降ろします。

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 アースラインも外します。写真の左ストラットタワー脇と、右側のエンジンルーム前端にあります。

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 エンジンルーム運転席側の、キャニスターを外します。キャニスター本体だけじゃなく、固定のマウントも外します。この下にエンジンマウントがあるので。

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 ついでにキャニスターからEg側へつながるホースも抜いておきます。中間の金属パイプが車体に固定されているので、ここも抜いとかないとひっかかります。

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 ドライブシャフトも抜きます。ナックルをショックに固定している19mm、および、リア側のアームを外すとドライブシャフトがナックルから抜けます。結構ギリギリです。ブレーキホースやABSラインを切らないようにご注意を。右側はミッションからドラシャが抜けたのですが、左側はミッションから抜けなかったのでそのまま降ろす事にしました。

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 テールランプを外します。上側から2本のボルトとフェンダー内側にピンがあります。ボルトを抜いてから、車両中央側にテールランプを引っ張ると外れます。右側のテールランプはハーネスの長さが短いので注意。おかげで、ハーネスのコネクタを抜くのもちょっと大変。左側はハーネスが長いので楽に外せます。

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 テールランプを外したのはリアバンパーを外すためでした。リアバンパーはテールランプ裏のボルト、上側からクリップ、フェンダーにタッピング、下側にクリップ、フェンダー後端がはめ込みで固定されています。

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 バンパーステー、遮熱版、レインフォース、マフラーを外します。さらにリアメンバーも降ろしてます。リアメンバーは後ろ側エンジンマウントが付いているので、まずソレをEg側で外します。また、アーム類をナックルから外して、あとは17mmを4本外せば落とせます。ほかの3個のマウントが健康なら問題ないですが、劣化しているとEgが傾くので、メンバーを降ろすタイミングはお気をつけて。

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 ちなみに、リアメンバーが見た目のゴツさより軽くて驚きました。

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 次に冷却水用ホースを外します。こちらはスロットル脇。長年の固着でえらい強固でした(遠い目)。

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 その下にある、シフトワイヤーをリンケージから外します。が、ピンを抜いても根っこの方が固定されてます。が、この固定はクリップなので力を入れてひっぱれば取れます。

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 スロットルワイヤーを外します。スロットルを開く方向に回して、ワイヤーをたるませ、ワイヤーの角度90度方向を変えた状態でバルクヘッド側にスライドすると抜けます。完全に見えない状態での作業なので、他の車でスロットルワイヤーがどうつながっているか事前に確認しておいた方がいいかもしれません。最近の車は電制なのでワイヤーが直接つながっていませんが(汗)。

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 ちょっと車を持ち上げて、腹下に入り、クラッチラインを切り離します。車体側からフルードが漏れてくるのでメクラ蓋をします。レリーズ側からもちょっと漏れますがふき取る程度でOK。最初、レリーズシリンダをミッションの窯から外せばいいかと思っていたのですが、レリーズシリンダの固定ボルトを緩めても、レリーズシリンダびくともしねぇ。どうも、レリーズシリンダから次のコネクタまで鉄配管でつながっており、さらに、そのコネクタがラインを切り離さないとホルダーから抜けない形状のため、鉄配管がレリーズシリンダを固定しちゃうようでした(涙)。

 写真撮りそびれましたが、引き続き腹回り作業。サーモスタットから出ている冷却水ラインを外します。これで水回りはEgと車体が切り離されました。

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 さらに腹回り作業。バルクヘッド側のマウントを外します。車体側のボルト3本を外すのですが、マウントを外すとEg/MTが下がってきたりするので、ジャッキ・リフト等でEgを支えつつ作業してください。

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 その上、腹回り作業。運転席側のエンジンマウントを2つに分離します。プーリ―とベルトの向こう、ギリギリ見えている3つのナットを抜きます。かなり奥にあるので、エクステンションを2本接続してギリギリ届きました。

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 そのエンジンマウントの車体側を外します。先ほど腹回りからナットを抜きましたが、このボルトが結構長く、真下に引き抜かないと齧って引っかかります。

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 が、EG/MTを真下に抜くのは難しいので、車体側のマウントを外して、この場で分離する事に。このマウント、上から2本のボルトと、ホイールハウス側から1本のボルトで固定されています。その3本を抜いたらマウントを真上に引っ張りあげて外します。

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 最後のマウントである助手席側のミッションマウントを2つに分解します。中央に見えている14mmの長いボルトを抜きます。が、このボルトにEg/MTの重量が掛かっているので、下からからEg/MTを持ち上げてボルトから荷重を抜いてあげないと咬み込んで抜けません。ジャッキ等で適切に調整してください。しかも、うちのはこのボルトが超トルクで締まっていて往生しました(汗)。

 写真に撮りそびれましたが、燃料デリバリーパイプと燃料パイプを切り離します。プラスチックカバーを引っこ抜くと、そのまま抜けそうに見えますが「返し」が付いているので引っ張ても抜けません。専用のパイプ外しが売っていますが、買うのが面倒だったのでそこらの端材で即席コネクタを作って外しました。外すと燃料が漏れます。特に車体側はホースを下向けちゃうととめどもなく漏れてくるのでで気を付けて。

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 あとは干渉が無いかチェックしつつ、車体を上げて、Eg/MTを支えているジャッキやリフトを下げれば分離します。

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 抜ぅ〜けぇ〜たぁ〜どぉ〜。

 エンジン降ろし、MRなので作業が大変かと言えば、実はステアリング機構が無いのでFFよりは楽かもしれません。やりたいか?と問われればあんまりやりたくないですが(笑)。

 さて、果たしてEgはどうなっているのか?!。明日の更新を請うご期待!。

Posted at 22:31 in ZZW30 | Comment () | Edit
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