Sep 16, 2017
MR-Sさんをどう走らせるべきか?
ちょっと判るようになったけど習熟が足らないまるそうです。答えはエアコンレスでした。
というわけで、先日のハウマッチでのMR-Sさんの走行データ と、その前のサーキットゲームでのMR-Sさんの走行データを比較してみました。
青がHM時のMR-Sさんで1分48秒6。緑がCG時のMR-Sさんで1分48秒9です。
ちなみに今回の走行テーマは、ハードブレーキング。CGのデータをみると1コーナーと馬の背というロングストレートからのブレーキングがイマイチ減速Gが出ていませんでした。具体的には0.8Gぐらい。
新しい車だと、ブレーキングポイントの算定に時間がかかります。特にハイスピード部分は詰め込むのにリスクもあるし、他車で走った時のイメージが残っててその先に行くのに恐怖感があって。ちびちび縮めていたのですが、突き詰め切れていなかったでした。
で、今回(青)はもっと思い切ってブレーキを踏む方向で調整。だいぶ、減速Gも出るようになりました♪。具体的にはピークで1.1Gぐらい。でも、馬の背では、H&Tでブレーキが緩んでるのも確認されているので、要改善ですが(汗)。
また、ハイポイント・レインボー、SP-OUTあたりは、車の慣れが進んだおかげか、ボトムスピードが結構上がりました。ただ、その分、アクセルワークはかなりシビアになっています(汗)。オーバーステアが強かったからなぁ。リアの安定性を上げられれば、ここでアクセルを踏んでいく事ができるようになるかと。そうすると、ボトムだけじゃなくて脱出速度もUPしてよりタイムに繋げられそうです。
この周の大ポカは最終コーナーでしょう。最終コーナーでもオーバーステアが強かったので、いつもより大回りを選択。そしたらタイヤカスは落ちてるわ、内側にフィットさん入ってくるわで、結局姿勢を乱してアクセルを緩めざるを得なくなってます。この区間だけで0.7秒程失ってます(遠い目)。
ちなみに、横Gのピークは1コーナーで1.3G程。本来ピークを取りやすい最終コーナーでタコってるのが惜しい。また、1コーナーでピークを出せたものの、他のコーナーでは1.1G超とまだ低め。
基本的には、どんな車でも「タイヤを使い切る」というのがスポーツ走行の根底にあると考えています。スポーツラジアルなら1.2G程度、Sタイヤなら1.4G程度を目安に突き詰めていく感じでしょうか。
上記はワタクシの黒FDさん(赤)と今回のMR-S(青)との比較になっています。走行車両のスペックとしては、
黒FDさん 2012年10月走行 1分36秒8
エンジン、タービン、ミッション、デフまでノーマル
ECU ばっちり 300ps前後、GT-wingあり、足ばっちり、ブレーキ前後ガッチリ、ほどほど軽量化
タイヤ 前後 RS-sports 255/35-18 2011年製造
MR-Sさん 2017年9月走行 1分48秒6
エンジン、ミッションノーマル。デフ謎のLSD入り
ECU純正 140ps、羽無、足試作中、ブレーキ前後パッドのみ、ちょびっと軽量化
タイヤ 前後 R-S4 205/45-16 2017年製造
黒FDさんとMR-Sを比較しちゃうと加速力に目が行きますが、その真価は発生Gが高い所がポイントでしょうか。ピークだけを見ても、減速Gは1コーナーで1.3G超、横Gは最終コーナーでは1.5Gに迫る数値が出ています。また、最下段グラフの合成Gをみても、コンスタントにすべて領域で高いGが発生できています。
黒FDさんは結構付き合いが長かったので、ドライバーの車に対する習熟が進んでいましたし、足周りと空力も含めてセットアップがそこそこ出せた状態だったのが大きいでしょうか。足のRDMWオリジナル2WAYダンパーはなかなかの仕上がりと自負しております♪。売れてないけど(爆)。
そう考えるとMR-Sさんとは、セットアップもまだまだです。ただ、序盤区間の横Gについては黒FDさんに迫るものがありますし、意外と「できる子」の片鱗を感じさせるモノがあるでしょうか。まぁ、ドライバーの車への理解が不十分な所が一番の問題でしょうか(遠い目)。
ともあれ、次回は1コーナーのブレーキングポイント、2コーナーのボトムスピード、馬の背のブレーキリリース場所、最終コーナーの安定性あたりをポイントに走らせてみようかと思います。
いゃー、車をスイッチすると叩き潰しどころがいっぱいあって楽しいなぁ(笑)。
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