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Performance Tool |
Perfomance Toolはパフォーマンスボックス/Performance Box で計測したデータを分析するためのソフトウェアです。 簡単な操作でさまざまな事が分析できます。 ここではその簡単な使い方を紹介します。
RACELOGIC社のパフォーマンスツールDL画面の上段にあるオレンジの「PerformanceTools Setup - English.zip」をクリックして、ファイルをダウンロード。
ダウンロードしたファイルを解凍すると、setup-Englishというファイルができあがります。それをダブルクリックすると、インストーラーが起動します。利用許諾、インストール場所等を指定してインストールします。
デスクトップ上にPerformanceToolというアイコンができているので、ダブルクリックして起動します。
ファイルの読み込みや各種設定の変更等の作業を行う部分です。
時間もしくは距離を横軸に、さまさまなデータをグラフ表示するウィンドウです。グラフ上の縦に入っている赤い破線が現在注目している部分です。複数のデータを重ね合わせたり、最大・最小・変化量、平均値等を抽出する機能もあります。
車両の通った道順の軌跡を表示します。サーキットの「縁」を示すサーキットオーバーレイを重ね合わせる事も可能です。 赤い破線が十字に交わる場所が、現在注目している部分です。
各種データの数値を表示する事が可能です。表示する事ができるデータは下記の通りです。一部、パフォーマンスボックスでは取得できないデータ項目も含まれています。多くのデータが表示されていますが、まずはSpeed(車速)のみに注目していきます。
当社で用意したサンプルデータをDLします。 東北の某国際サーキットを軽自動車で走った時のデータです。テキストデータが表示されてしまう場合は、右クリックして「対象をファイルに保存」を選択してください。
データファイルを読み込みます。まずは、Load Allをクリック。ファイル選択ウィンドウが表示されるので、最下段の「ファイルの種類」をDriftBox Binary Finesに変更します。そして、先程ダウンロードしたファイルのある場所に移動し、sampleを選択し「開く」をクリックします。
すると、上記のような画面になります。メイングラフには横軸が時間、縦軸が速度のグラフが表示されます。右下のマップには走行ラインが表示されています。
perfoamnce boxの解析ツールについてですが、 DLしたての初期設定にはミスがあるようで、グラフの表示がおかしくなる事があります。 修正方法としては、上記のファイル読み込み後、下記のように操作します。
Graph Set-up → Channel scaling & Axis setup → Axis Set-up
すると、グラフを表示する項目一欄がでます。 その項目一覧の一番上「km/h」の左から5番目の「AutoScale」のチェックボックスを クリックしてONにして、上の「Apply」を押して下さい。これで設定が正常に復帰します。
メイングラフ中央に縦に赤い破線が入っています。これが、注目位置のカーソルです。 メイングラフ上で左クリックした地点にカーソルは移動します。 それに合わせて、右下のマップウィンドウ上の赤い破線が十字に交わるポイントが、カーソル位置での走行場所となります。 また、左下のデータウィンドウもその時点での情報表示に切り替わります。
メイングラフ/マップともに拡大縮小が可能です。 基本的に左ボタンを押しながらマウスを動かす(左ドラッグ)のが拡大・縮小、 左から右に左ドラッグで拡大、 逆に右から左に左ドラッグすると縮小になります。 また、右ドラッグをする事で、グラフ/地図を並行移動させられます。
メイングラフ上でカーソルをシフトキーを押しながら左ドラッグする事で区間データを見る事ができます。 まず、見たい区間の最初の位置にカーソルを移動。そして、シフトキーを押してからカーソルをドラッグし、マウスボタンを離します。すると薄い青色でその区間が塗られ、その下にサマリーウィンドーが表示されます。サマリーウィンドウ内には、各データの起点値、終点値、その差分、最大値、最小値、平均値が表示されます。
スタート/ゴール地点を設定することで、ラップ毎にデータを区分する事ができます。 まずは、メイングラフ上のカーソルをスタート地点に移動させます。そしてメインツールバー上の「Set Start / Finish」ボタンを押すと、その地点がスタート地点に設定されます。マップ上ではスタート地点に緑色の○が表示されます。また、「Start /Finish & Splits」を押して、Loadを選択する事で、ファイルを読み込む事も可能です。今回はサンプルファイル「goal」を読み込みましょう。
スタート地点の設定が終ったら、メインツールバー上の「Lap Timing」をクリック。 すると、各周ごとに区分されたデータ一覧表が表示されます。 各周回数、LAPタイム、MAXスピードが一覧表には出ます。
一覧表中の「Graph run」の項目をクリックすると、 上記のようなウィンドウが表示されます。 これは、気にせず「Main Run」を押しましょう。 すると、当該LAPのデータのみが切り出されて表示されます。 次に、別の周回の「Graph run」の項目をクリックし今度は「Compare Run1」を、 さらに別の周回を「Graph run」クリックし次は「compare Run2」をクリックします。 (ウィンドウの重なり具合によってはLAP一覧表が後ろに隠れてしまう場合があります。 適宜ウィンドウを移動さましょう。) すると、メイングラフ上に3色のグラフが表示された筈です。
このようにLAP間でのグラフの比較が可能です。この段階でも、前述と同様にして拡大・縮小・並行移動や、区間データの計算が可能です。どのラップの何処が早く、どこに問題があったのか判断できるでしょう。
次に、別の人のデータ、別ファイルのデータとの比較方法です。 これはメインツールバーの「Load all」の右側にある三角印をクリックする事で表示されるメニューから行います。 この「Load Compare File 1」で読み込む事で、ファイル間での比較が可能です。 今回は「参照」画面の「ファイル形式」を「VBOX Data Files」にすると、最初にDLした「compare」というファイルがみえる筈なので、それを読み込みます。
グラフの横軸が「時間」だと「いつ」どれぐらいの差があったかは判りますが、 「どこ」で差が付いたのかが判りにくくなってしまいます。 そこで、「横軸」を距離に設定しましょう。 メインツールバーの「Graph Set up」→「Graph Type」→「Speed against Distance」を選択します。
すると横軸が「距離」になり、おおよその同じ位置での通過速度の差が確認できます。
マップを拡大縮小する事で、ラインの差を確認する事はできます。 しかし、サーキットそのものの幅を示すデータが無いと、まだ余裕があるのか一杯一杯なのかが判定しづらいです。 そこで、サーキットの「縁」データを読み込みます。 「Load allの右の三角」→「Load Circuit Map」から「circuit」を選択します。
するとマップ上にサーキット外縁部が表示されます。こうすればラインの比較もより容易になるでしょう。ただ、このサーキットデータはサーキット毎に作成する必要があります。
以上がperformance toolの簡単な使い方でした。 今回は車速のみに注目しましたが、パフォーマンスボックス/Performance Box は加速度や回転半径等の多数のデータを取得しており、さまざまな分析が可能です。貴方も是非♪。
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